航路標識、航行安全システム

主要な航路標識、簡易標識から補助標識、多様な自然条件
に合わせたブイで、航路の安全に貢献し続けます

海況調査、観測ブイシステム

沖合の気象海況調査、漁場や養殖場の水温・水質調査まで
現場の条件に合わせた観測ブイの実績が豊富にあります

海上の建設工事から施設運用まで

現場に必要な標示ブイや波浪や汚濁状況等の観測ブイまで
全国で豊富な経験・実績があります

Our products

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灯浮標
浮標
灯台
標識灯
標識
パーツ
電源 通信
パーツ
A I S

観測ブイ
スマート
水産
漂流ブイ
救難防災
A L L

小型ブイシリーズ

Small Class Buoy 取り扱いや持ち運びが楽にできる軽量・コンパクトに設計された、比較的穏やかな海域に適した灯浮標です。

中型ブイシリーズ

Middle Class Buoy 軽量で設標作業が容易、比較的灯高も高いため光達距離が長く、電池寿命も長い、用途範囲の広い灯浮標です。

航路用ブイZLBシリーズ

ZLB Series Lighted Buoy 国際的にも共通性のある形状、大型船舶を対象とした主要水路の標識として使用される一般航路用灯浮標です。

高波浪用ブイZWBシリーズ

ZWB Series Lighted Buoy 高波浪海域に設置する場合も流失や破損しにくい、耐波浪性、耐振性を特別に考慮して設計された灯浮標です。

急潮流用ブイZCBシリーズ

ZCB Series Lighted Buoy 急潮流海域でも灯浮標の傾斜と離出距離を最小限に抑えられる、耐急潮流性を重視して設計した灯浮標です。

ゼニハイスパーブイZSBシリーズ

ZSB Series Lighted Buoy 狭水路など設標位置からの離出が許されない海域、風・波・潮による傾斜を無くすよう設計された灯浮標です。

係船ブイシリーズ

Mooring Buoy 係留する船舶タイプや設置海域の自然環境の複合条件をもとに最適なブイサイズと係留索の仕様を決定します。

プラスチックブイZPBシリーズ

Plastic Buoy 分割構造なので、保管、運搬しやすく、施工性に優れた製品で、航路用、工事用、観測用、多用途で使えます。

スライダーブイシステム

Slider Buoy System 一般ブイのように水面からの灯高を変えずに、振れ回りを小さく、潮流中での傾斜も小さい係留システムです。

レスキューブイ

Rescue Buoy 航空機から投下しても安定した姿勢で海面に着水、直ちに浮力体が自動膨張して浮上、位置情報を送信します。
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漁場水温観測ブイ

Water temperature observation buoy 汎用ブイを利用し、水温センサーと小電力テレメータ装置を搭載することで、養殖漁場の水温観測を行います。
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GPS波浪観測ブイ

wave observation buoy 単独測位GPSで波浪(波高・波向・周期)を観測するブイです。設置海域の条件に適したブイで提案します。
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温排水観測ブイ

Thermal wastewater observation buoy 電力施設等の温排水を高い精度で常時観測できます。設置条件によりスパー型、円筒型などが採用されます。
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海況観測ブイ

Automatic sea condition observation buoy 湾内の気象・海象を常時観測し、長期間データ収集できます。保守点検や海象条件に適したブイを選定します。
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油膜観測ブイ

Oil slick observation buoy 海上の浮遊油を検知し海洋汚染を常時観測します。油膜検知にはUV蛍光式、レーザー式、電極式があります。
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水質観測ブイ

Water quality observation buoy 短期間で容易に設置・回収できる、小型軽量な汎用型ブイです。湾内の 比較的穏やかな海域に使用されます。
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港湾内流況観測ブイ

Port flow observation buoy 港内の流向流速を定点観測するブイ、観測場所の自然条件や観測内容に応じて、最適な観測ブイを設計します。
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海洋気象観測ブイ

marine weather observation buoy 外洋において気象、波浪等を長期間観測する耐高波浪タイプのブイ、一年分のリチウム電池が搭載されます。
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ダム・湖沼用観測ブイ

Observation buoy for dam lakes 主にダム・貯水池・湖沼などに設置する観測ブイ、水位変動、氷結、酸性水など特殊な設置条件で設計します。
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小型水温観測ブイ

Water temperature observation Small buoy 通信環境に応じて携帯電話通信とイリジウム衛星通信を自動で切替え、高精度な水温を観測するシステムです。
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流向流速水温観測ブイ

Current and water temperature observation buoy 流向・流速・水温を定点観測する小型観測ブイです。計測器・通信装置・大容量電源がセットになっています。

小型ブイ式波高計測装置

Wave height measurement Small buoy 波浪研究に用いられる高価な波浪計に比べて操作が簡単で信頼性も高い、軽量で低コストな小型ブイ式波高計。

全地球用 漂流ブイ

Iridium Satellite Drifting Buoy 通信範囲を全地球でカバーするイリジウム衛星を利用、外洋や極地の漂流観測データを遅滞なく取得します。

沿岸沖合用 漂流ブイ

Globalstar satellite drifting buoy グローバルスターの衛星通信を利用してGPS測位データを送信するもので、漂流位置データを観測できます。

GPS波浪計 小型ブイ

GPS wave gauge small buoy 小型軽量ながら高精度に波浪観測できる漂流ブイで、太陽電池で6ケ月以上の波浪(波高、波向)を観測可能。

CO2観測用 漂流ブイ

Drifting buoy for CO2 observation JAMSTECの CO2観測技術を活用した漂流ブイで、全国の研究機関で海流等の調査ツールとして使用できます。
smart fisheries

小型 観測ブイφ1.0m

Middle size Observation Buoys 任意水深の水温、潮流などを測るブイです。軽量で強靭な中型ブイは、外洋などでも5年以上の耐久性があります。
smart fisheries

小型 観測ブイφ0.5m

Small size Observation Buoys 国内最多の利用実績を誇る10-PS型ブイによる観測ブイ、任意水深の水温や潮流、クロロフィル等を測れます。
smart fisheries

ユビキタスブイ

Ubiquitous Buoy 長期運用できる海上観測用のブイで、浮体、通信装置、電源、灯火のセット、5年以上の耐久性があります。
smart fisheries

イカダ用 観測装置

Observation Equipment for Raft イカダ用観測装置で、クロロフィル、DO、水温、塩分等を計測可能。丈夫なアルミ筐体で長期運用できます。
smart fisheries

簡易水温モニタリングシステム

Simple Water temperature Observation System 水深50mまで複数の水温を測れます。水温センサー・通信端末・電源で構成、ブイやイカダに装着できます。

小型標識灯シリーズ

Light Beacon 小型標識灯は、防波堤、ケーソン、取水口、漁場や海上の養殖場、イケスなどの標識として最適な標識灯です。

ポール型標識灯シリーズ

Pole Type Light Beacon ポール型標識灯は、防波堤、離岸堤付近の航行船舶への注意喚起等、設置条件に合わせた、堅牢な標識灯です。

灯台シリーズ

Aluminum Lighthouse 比較的軽量なアルミ製灯台は、設置作業が容易で耐食性に優れ、雷から内部の電子機器を守る効果もあります。

橋梁灯・橋脚照射灯

Bridge Lights 航路標識として橋桁や橋脚に設置する橋梁灯、夜間に橋梁や橋脚をライトアップする橋脚照射灯があります。

導灯 レンジライト

leading Lights 導灯は狭い港口等の航路を示すため、航路の延長線上に設置した「低い前灯と高い後灯」を一対にした構造物。

指向灯 セクターライト

Sector Lights 3色の高精度水平ビーム発光で航路の安全ラインを表示します。漁業区域や工事区域の目印にも役立ちます。

誘導灯 セパレートライト

Separate Lights 2色の高精度水平ビーム発光で浅瀬や潜堤、人口リーフの設置場所を明示したり、養殖場等の施設を明示可能。

照射灯 レンジライト

Irradiation Lights 照射灯は、障害物となる洋上の岩礁など、夜間に操船者から確認できるよう陸上から照射するための施設です。

航行管制信号灯

Signal light for navigation control 常駐困難な離島などの航行管制信号灯で、遠隔地にいる保安部の管制官による航行管制業務が可能になります。

着岸灯

Docking Lights 夜間でも大型船が安全に着岸しやすくなる補助標識で、多くの港湾に設置できるように設計開発されました。

航路標識向け 灯ろう

Lantern for AtoN 超高輝度LED、高効率レンズ、従来より広い発散角と高い視認性で、揺れるブイでも船舶からよく見えます。

灯火位置監視 システム

Light Monitoring System 携帯電話回線や衛星通信により、灯火の点灯・消灯、漂流位置、電圧をクラウド上でいつでも確認できます。

同期装置

Light Synchronization System 主要となる複数の灯浮標や標識灯の灯火を同期点滅させ、周囲の背景光や他の灯火との区別を明瞭にします。

レーダーレフレクタ

Radar Reflector 小型タイプでも鮮明にスコープ上に映ります。大型の製品は「レーダー反射器の技術基準」に準拠しています。

トップマーク

Top-Mark すべての許可標識にトップマークは必要です。標識の設置場所や目的に合わせた色・サイズ・形を提案します。

簡易型AIS ZSA-2000

ZSA-2000 自船や他船の識別符号、位置、進路、速力などの情報を送受信、付近の航行船舶の動静把握、衝突防止に有益。

航路標識用AIS Akari-3S

AtoN AIS Products 小型の航路標識にも搭載できる航路標識用AIS装置で、灯火の点灯・消灯、気象・海象観測データも送信可能。

海上ブイ用 太陽電池パネル

Solar Panel for Marin-Buoy 海上の苛酷な環境に耐え、 長い期間、継続して電力を供給します。搭載する機器や用途に応じて設計します。

充電制御器

Charging Controller 充電制御器は、効率よく太陽電池から 蓄電池に充電するだけでなく、過充電からも蓄電池を保護しています。

電源装置

Electrical Control Cabinets 商用電源を直流電圧に変換、標識灯に電力供給し、蓄電池を充電、停電時は蓄電池から標識灯に給電します。

水難救命具 ゼニポスト

Zenipost 水難事故の被害を最小限にできる道具類をまとめて収納しています。設置場所に合わせた特注仕様も承ります。

面発光標識 ゼニパネル

Zenipanel 灯りが少ない港湾などの夜間案内板、避難誘導や注意喚起など、災害時に停電しても太陽電池で機能できます。

LED誘導灯

Sign-Marker 同時点滅、順次点滅を設定可能、太陽電池電源で電池交換が不要、危険区域・避難誘導・注意喚起に最適です。

太陽電池式 LED照明灯

Solar-Powered LED Lighting 停電時でも機能する太陽電池式照明灯です。交流100V電源、USB電源を装備、災害時の防災拠点に最適です。

ノンスリップタラップ

Non-Slip Ladder 安全性に優れたステンレス製タラップ、形状の自由度が高く、波返しやドルフィン、様々な場所に設置可能。

航路標識ブイ、観測ブイ...

海の上で必要とされてきたこと...

Brand Story

 世界の中でも台風が集中する日本の海域、世界3大波濤を擁する日本海、
世界一速い海流と呼ばれる黒潮、世界3大潮流を擁する瀬戸内海...

そんな、厳しい海上環境に対峙してきたことで、
ブイ専門メーカーとしての「貴重な経験」が培われ、
「ブイの技術」は磨かれてきました。

 「航路標識」や「海象データ」が必要になったとき、
様々な現場条件に対応できる「ブイ専門メーカーの技術」が必要とされ、
それらの現場経験によって、さらにゼニライトブイは成長していきます。

海の灯

ゼニライト
誕生

灯浮標ゼニライト1型を開発

 1963年、東京オリンピックの前年、海上で工事区域を示すのに使われていたのは赤い旗を付けた竹竿でした。その欠点は、夜の暗い海上では見失いやすいことでした。海上での事故、特に夜間の事故は工事へ悪影響が及ぶだけでなく大変危険です。銭屋アルミニウムの創業者、竹安猪三郎は、外の明るさに応じて自動で点灯する日光弁と自動点滅機能をもつ灯器を開発し、これをアルミパイプの先端に設置、点滅テスト、浮力テスト、波浪テストを繰り返し、試行錯誤の末に灯浮標1型を開発しました。竹安猪三郎により、海上工事の安全を叫びながら全国各地の現場を訪ね歩く日々が続きました。

 軽くて錆びないアルミ製で、どこでも入手できる乾電池を使い、暗くなると自動的に点灯し、正確な周期で点滅する灯浮標1型は、全国の海上工事現場で徐々に普及していきました。

 そして、銭屋アルミニウムで作ったライトがつくブイは、ゼニライトと呼ばれるようになり、ゼニライトの商標を得て、1972年に(株)ゼニライトブイを発足させました。

急潮流

潮流との戦い

急潮流でも直立して沈まないブイ

 当初、海洋ブイは潮流との戦いでした。世界で最も速い海流は黒潮で4ノット程度ですが、日本沿岸にはさらに速い潮流の海域があります。銭屋アルミは1964年から急潮流ブイに関する研究を開始し、「潮流が速くても海中に引き込まれず傾かないブイ」の要望に向けて、5ノットの潮流でも直立して浮いているブイを開発しました。この技術は、世界10カ国の特許を取得するに至り、日本全国、そして世界のあらゆる方面に進出する糸口になりました。

 日本の三大急潮流は瀬戸内海に集中しています。瀬戸内海は干満差が大きく、複雑な地形と狭い水道で構成されているため、流れの速い潮流が生まれやすいのです。1968年、瀬戸内海では本州四国連絡橋の建設工事が本格化し、急潮流ブイの仕様は次第に高い水準となりました。本州四国連絡橋が完成するまでには、大小400基のブイが使用され、明石海況連絡橋の現場では潮流8~9ノット、水深50m、離出距離50m以内という、他に例を見ない厳しい条件により、急潮流ブイの技術は磨かれていきました。

高波浪

波浪との戦い

高波浪海域でも流出しないブイ

 島国である日本周辺の海域には、季節風や大型台風が通過する影響により高波浪となる海域が数多くあります。また、台風の通過は一時的であるのに対して、日本海側では冬の強い季節風の影響で時化が長期間続くため、浮体施設へのダメージは大きくなります。世界3大波濤のひとつ「留萌」も日本海側にあります。

 千葉県銚子沖や、北海道の留萌などは浅海でも10m以上の波浪が押し寄せる海域で、どんなブイを入れても破損し流出事故で打ちのめされてきた歴史がありました。その苦い経験をもとに、ゼニライトブイでは改良を重ね、1971年に耐波浪型ブイを開発、最大で波高15mにも耐える高波浪海域用ブイも開発しました。1990年に日本海大和堆(水深300m)で気象観測を1年間継続して行った観測ブイも耐波浪型ブイです。

 台風の直撃はもちろん、どんな高波浪地帯でも耐えるブイとして耐波浪型ブイシリーズは全国に普及し、現在では沖合の外洋向け観測ブイのプラットフォームとしても高い評価を得ております。

データ

遠隔海洋観測

遠隔で海洋環境を観測するブイ

 1968年、国家の総力をかけた日本海の調査研究が始まり、そこで国産初の観測ブイが錢屋アルミニウム製作所により製造されました。1968年に予備実験機、1969年に実用型である1号機を開発し日本海中央部(水深1680m)に設置されました。続いて1970年に電源容量を2か月分に増やした2号機が、同じく日本海で運用されました。その2号機は海洋観測ブイの歴史を伝える生き証人、まさに「レジェンド」とも言える存在であり、現在もゼニライトブイ本社の入り口に当時の姿のまま置かれています。

 その後も観測ブイ技術は、搭載機器や海上活動の目的、設置環境等に応じて、十分に観測目的を果たせるよう、円盤型、円筒型、スパー型、小型タイプのブイなど、技術開発と共に多様化されていきました。

 厳しい海象条件のもとで、高精度で高額な観測機器が長期安定して機能するためにも、信頼できるプラットフォームとしてブイは重要な役割を果たしています。

新技術

新たな挑戦

上下動や振れ回りがないスパー型ブイ

 1973年、最初のスパー型ブイの開発は、海面上10mの風速計を10cm以内の動揺に制限させるという、極めて厳しい設計条件でした。そのような、現場で要求される多様な条件に応じて、ゼニライトブイは試行錯誤を重ねながら、スパーブイの技術を培ってきました。

 また、津波にも強いスパーブイの実証として、東日本大震災で津波の襲来を受けた、仙台空港南東沖のスパーブイ、宮城県の女川原発沖のスパーブイは、流出することなくブイとしての機能を維持し続けました。

新技術への限りなき挑戦

 その後も、外洋波浪観測用円盤ブイ、ミサイル標的用円盤ブイ、計測部昇降式円盤ブイ、波力発電装置向け波高計ブイ、浮漁礁ブイ、海洋牧場向け音響給餌ブイ、スパーブイ型ボーリング櫓、油膜観測ブイ、ダム用観測ブイ等、厳しい海洋環境や特殊な用途に向けた観測ブイの開発も行ってきました。

 これからもブイの技術を通して、様々なお客様の海上活動をサポートできるよう、ゼニライトブイは挑戦し続けます。

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