NEDO新技術開発事業により 「姿勢安定装置付スパーブイ」を開発

「低動揺スパーブイ」「低動揺スパーブイ」 「姿勢安定装置付スパーブイ」の開発は、新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)の委託事業に新技術開発として提案し、平成25年度に採択されたものです。
 着床式の洋上風力発電の建設候補となる海域において、事前に風況観測するための低動揺スパーブイ式プラットフォームとして研究開発されました。従来の風況観測では大型の固定式タワーが建設されていましたが、調査と建設工事が長期にわたり、多額の建設費が必要でした。また、場所によっては漁場環境に影響を与えるなどの課題を抱えていました。そこで、固定式タワーに代えて、スパーブイの最上部に小型ドップラーライダを搭載し、ライダビームによって上空の風況観測を行う方式を提案し、3年間の開発期間を経て実用化が可能となりました。